縁灯-ゆかりび- 心と星の手帖

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あなたの言葉にならない想いを、丁寧に受け止める場所。
心に灯りが必要なとき、そっと寄り添います。

縁灯では、占星術を「未来を当てるもの」ではなく、
いまの状況や気持ちを整理し、安心して選ぶための視点として扱っています。

小さな記憶が語った“じぃじ”の時間──子どもたちの胸に残っていたあの日のこと


数日前の夜のこと。

以前より闘病中の夫の伯母が「意識がなくなった」との連絡が入りました。

遠方に住んでいる義理の伯母のため、夫だけが向かうことに。

 

夕食中の出来事だったため、子供たちにこれから出かける旨を夫が伝えます。

「ばぁばのお姉ちゃんがね、死んじゃうかもしれないから、パパ会いに行ってくるね」

さみしい、いやだ、といった後・・・

 

「注射するの?おなかに?」

 

と長女が言い出したのです。

 

はじめは「?」だったのですが・・・

 

 

私の父の亡くなる前を思い出していたようでした。

 

 

私の父は大腸がん肝多発転移で腹水がかなり溜まっている状態でした。

それが・・・亡くなる2日前のこと。

 

臍から噴水のように噴き出してきたことがあったのです。

 

慌てて往診医の先生に連絡し、噴き出し口(臍)に先生が持っていた

輸液セットの先を突っ込んでペットボトルに排液し事なきを得たのでした。

 

当時、緊急事態すぎて子供たちの面倒をみている場合ではなかったし

部屋から遠ざけていたのですがちゃんと理解し、いまだに覚えていることに驚きました。

 

そのあとも

「きゅうりが早いんだよね!」

・・・精霊馬のこと。

「びゅーんて帰ってくるんじゃない!?」

「じぃじ、好きだったぁ~」

 

と私の父に関する記憶がぽつぽつと。

見送った時には4歳と2歳だったのでほとんど記憶にないだろうな、と

思っていたのですが、大人が思っている以上に子供たちの記憶には

しっかり残っていたようです。

 

いまだけ、の記憶かもしれませんが

出来るだけ長く、じぃじの思い出が彼女たちの記憶の中に留まってくれたらいいなと思います。

 

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