
父が亡くなったのは、まだまだ寒い季節でした。
今年は新盆で、父が亡くなってから迎える初めての夏。
夏には家族みんなで集まって庭先でBBQするのが定番でした。
海鮮とビールのBBQ
実家は港が近く、海鮮大好き一家なので市場へ買い出しに行き、新鮮なホタテやエビがコンロに並びます。父が一時伊勢海老にハマっていた時期には、半分に割られた伊勢海老がコンロで焼かれていたこともありました。いま思えばなんて豪勢な!
ビール大好き一家でもあり、とにかく飲む飲む・・・
大きめのクーラーボックスにゴロゴロ入れられた氷水の中に浮かべられた500の缶ビールが次々空いていきます。各々焼いて席に戻って・・・をしているうちに
「これ誰のー!」は定番でした。
「私こんなに飲んでない」
「いや俺のはもっと残ってたぞ」
・・・どうでもいい言い合いですが笑
そのうちキャンペーンシールの位置を変えたり剝がしたり、プルタブを立てたり、気が向いたときにだけ工夫をしていました。
雨でも夜でも続くBBQ
雨が降り始めれば中断・・・というわけではなく、父が2階からタープを手際よくかけて雨よけしながら続行です。
暗くなっても2階のベランダににBBQ用に設置した外用ライトで明るく継続可能でした。(おかげで虫がすごい集まる・・・一度背中にオケラが張り付いていたときには悲鳴ものでした)
締めの焼きおにぎり
締めは焼きおにぎりが定番。
染み染みの醤油がこんがり香ばしく焼けて・・・
晩に食べられなかった焼きおにぎりはアルミホイルで包まれて
翌朝の朝食になります。
本当はできたて!アツアツ!が最高においしいのですが・・・
おいしいのはわかっているのですが・・・散々肉や魚介、野菜をたべ
ビールも飲んだ後なのでなかなか入らないのですよね・・・
翌朝、庭に置かれたコンロの中で残った焼け切った炭を窓から眺めながら
食べる焼きおにぎり。
昨日の余韻に浸りながらの朝食になるのでそれはそれでいい過ごし方でした。
父がいたからできたこと
BBQの買い物も、火起こしも、テントやライトのセッティングも、
やっていたのは全て父。
そんな父が他界したら、やらなくなるのは想定内なのですが・・・
なんとなくさみしい気持ちになります。
父のいない夏に想う
・・・今、もし家族でBBQをやったら。
いつも音頭を取っていた父がいないから余計に悲しくなってしまうような気もするなぁ・・・。
「お父さん、いつもこんなだったよねー!」と悲しくならずに笑って楽しめるように
なるのは、もう少し先になりそうです。
父がいない夏はBBQもなくなり静かだけど、心の中では今も変わらず賑やかなBBQがいつでも思い出されます。
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*このブログは「縁灯 -ゆかりび-」の活動の一部として綴っています。
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亡き父との出来事は、少しずつこちらに書き留めています。
よかったらあわせて読んでみてください。